2回目の受診
初診からの1週間で起こったことをお医者さんに話した。
「結局地雷原を歩いていただけなのかもしれない」という話をすると、
「とてもいい認知だと思います。」
と言ってくれた。
そして「認知行動療法」という言葉も出てきた。言葉の通り「認知」した上で「行動」することで徐々に慣らしていく治療法だと説明してくれた。
どうやら認知の方は合格で、これからは薬を飲んで少しずつ慣れて行けばこの苦しさは治っていくということだった。
先週と同じ薬を処方されて、2回目の受診を終えた。
病院通いのルートの都合上、今回から処方箋を渡す薬局を変えた。
前回の薬局では特に訊かれなかったけれど、今回「お薬手帳はありますか?」と問われた。
お薬手帳は、昔皮膚科で塗り薬を貰った時に使ったものがあるので、それを使う予定だったけれど
…どうやら家に忘れてきてしまったらしい。
結局、新しいお薬手帳を貰うことになった。茶トラ模様の子猫が眠そうな眼をした表紙のお薬手帳だった。かわいい。
抗不安薬の処方だったからか、会計の終わりに「こんなご時世ですけど、是非たまにはお外に出て散歩してみてくださいね。」と薬剤師さんは言ってくれた。
まだ不安やトラウマを完全に克服した訳ではないけれど、状況が大きく進展した1週間だったと思う。